デザートを手作りしたときなんかに余ってしまうのが、
たまごの卵白です。
管理人はよく【 シュークリーム 】を作るので、
中に入れるカスタードクリームを作るときに、
卵黄だけ使うことがよくあります。
するとその分の卵白が余ってしまうんですよね。
以前は、玉子焼きに混ぜたりすることはあったんですが、
より美味しく使い切る方法をずっと探していたんです。
そして、やっと満足いく方法を見つけたので、
今日はシェアしたいと思います。
その方法というのがフランス菓子の【 ラングドシャ/langu de chat 】の
材料として使うことです。
ですが、このお菓子は失敗しやすいことでも有名です。
今日は失敗しないために、失敗の原因と
成功させるための3つのコツについてもご紹介します!
それではさっそく始めましょう!
ラングドシャの材料
今回使用したのは卵白3つ分です。
最初に材料をそろえるときには、
卵白の分量をはかります。
今回は、ちょうど90グラムでした。
その他に必要な材料としては3つあります。
用意するものは、バターまたはマーガリン、小麦粉、グラニュー糖です。
それからあれば、バニラエッセンス。
材料は次のようになります。
●卵白 90g
●バターまたはマーガリン 90g
●グラニュー糖 90g
●小麦粉 90g
●バニラエッセンス(あれば)
管理人の場合は、家にあるものでパパっと簡単に作りたいので、
いつもマーガリンを使用しています。
準備として全部の材料を卵と同じ分量はかって用意しておきます。
卵白の白い筋はとっておいてください。
ラングドシャ作り方
①バター/マーガリンに砂糖を加えて白っぽくなるまで
よく混ぜ合わせる。
②卵白を3回に分けて少しずつ加え混ぜ合わせる。
③あればバニラエッセンスを数滴加える
④ふるった小麦粉を一気に加えてゴムベラでさっくりと
混ぜ合わせる。
⑤大きくて深めのグラスや軽量カップなどに絞り袋をセットして、
できたものをゴムべらで取り入れる。
ーここで180度に予熱開始。-
⑥天板にクッキングシートをしいてその上に絞り出す。
(ひとつの丸は2㎝くらい)
【重要ポイント】広すぎるかな?と思うくらいの間隔をあけること。
⑦180度のオーブンで12分焼く。
⑧焼けたら網にのせてクールダウンさせます。
冷めたら完成!
ラングドシャ失敗の原因①
それでは、失敗の要因となりうることを思いつくだけ
箇条書きにしてみました。
●バターやマーガリンが冷蔵庫から出したばかりでかたい
●卵白が冷蔵庫から出したばかりで冷たすぎ
●混ぜすぎ
●絞り出すときのひとつの大きさが大きすぎる
●オーブンの予熱をしていない。
●焼き時間が長すぎる・短かすぎる
●焼くときの温度が高すぎる/低すぎる
初めて作ったときの失敗談
あなたが失敗しないためにも、SIONの失敗談をお話します。
日本から大切に持ってきたお菓子作りの本を見ながら、
レシピどおりに材料を丁寧にはかって、
作ったにもかかわらず、初めて作ったときは
大失敗しました(泣)
「美味しくなーれ!」
と、
思いながら作っているのに、
もう、、これってどうしようもなく切ない瞬間ですよね。
お菓子作りには若干、人よりも経験も自信もちょぴりある管理人も、
初めてラングドシャに挑戦したときは、超悲惨な結果となりました。
その時の実際の画像がこちら↓
全部くっついちゃったんですよね。
まさに一枚岩(汗)。
あえて、あなたが同じ失敗をしないために写真をのせてみました^^
このときの失敗を招いた原因は、次の原因①と②のふたつです。
ラングドシャ失敗しないために①
まず、一つ目は
1、配置間隔のミス
つまり、ラングドシャとラングドシャが近すぎたということです。
ラングドシャは、焼いている段階で想像以上に平らに広がります。
そのために、絞り出したときに天板に並べる管轄を、
つめ過ぎてしまったことがいけなかったんです。
失敗しないためには、つめ過ぎないこと、
十分に間をあけることが大切です。
ラングドシャ失敗しないために②
ふたつ目は、
2、ひとつ当たりの分量ミス
このときはひとつが大きすぎました。
ひとつ当たり、どれくらいの分量を絞り出せばいいのか、
これもわからなかったため、絞り袋の中のものを
全部使い切りたいという思いも思って、
出し過ぎていたんです。
それが広がって、一枚の瓦みたいになってしまいました。
とはいえ、見た目は悪いですが、味はめちゃめちゃ美味しかったんで、
何度もトライするモチベーションにつながったんですよね。
何度か作って、今では大きさをどのくらいにすればいいかが
わかるようになりましたが、絞り出すときには、
2㎝くらいの大きさにするようにしましょう。
失敗しないためのコツ
オーブンの機種によって、焼き上がりが早かったり、
むらになったりすることがあります。
失敗しないためにも、焼き始めて10分くらい経過したら、
オーブンの中の様子をチェックするようにしてください。
まわりが茶色くなっていたら、出来上がりのサインですので、
取り出して網の上で余熱をさまします。
最初はやわらかくても、冷めてくるとカリッとしてきますよ^^
そして、最後に長く美味しさをキープするために、
しけらないように密閉容器などで保管してください。
丁度いい焼き加減は、何度か焼いてみて
お好みの焼き具合を見つけて下さいね。
そして、重ね重ねもう一度お伝えしますが、
ひとつめでもお話した通り、隣としっかり離すようにしましょう。
まとめ
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
卵白を使い切るレシピ の【ラングドシャ】について
いかがでしたでしょうか。
味は太鼓判ですから、ぜひトライしてみて下さいね!
Have a nice day!
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